Question and Answer

1. 非該当証明書は発行できますか ?


すべてのVBOX製品は輸出貿易管理令に対して非該当となります。 
非該当証明書及び項目別対比表(対象ユニットのみ)はE-mail にてお送りしておりますので、vboxsupport@vboxjapan.co.jp までお問い合わせください。 

メールのタイトルに「非該当証明書の発行希望」と記載いただけるとスムーズです。






2. アメリカへの輸出輸入方法は?


アメリカへ試験のためVBOX を輸出する場合は、弊社から発行する非該当証明書を輸出通関業者に提出して、輸送の依頼をしてください。

<輸入>
VBOX を再び日本に輸入する場合は、米国EAR規制の対象となります。VBOX のECCN番号は製品ごとに異なりますので、弊社までお問い合わせください。EAR判定書の発行も可能です。



3. 中国への輸出輸入方法は?


中国に輸入する機材はCCC認証を取得していないといけませんが、VBOXはCCC認証を取得していません。
しかし、試験目的の場合はCCC認証の免除が可能です。
CCCの免除申請を行った後に、輸出手続きを取ってください。

[CCC認証とは]
CCCは、中国国家の安全を保護するため、中国の指定する製品について
製品認証に取得を義務付けたものです。製品認証を取得していない物は、中国に輸入できません。

[CCCの免除申請について]
JET(電気安全環境研究所)にて、CCC取得の免除申請の有償代行が可能です。
http://www.jet.or.jp/common/data/cooperation/ccc_menjo.pdf
他にも多くの輸出業者が免除申請の取り扱いを行っていますので、依頼する輸出業者にお問い合わせください。




4. VBOX3i 及び VBOX3  推奨のコンパクトフラッシュカードは?


VBOX3i は、16GB  30MB/s までのコンパクトフラッシュカードに対応しています。
以下のカードで動作確認が取れています。

【メーカー】 サンディスク
【容量】   4GB
【型番】   SDCFHG-004G-J95



VBOX3 は、2GB 15MB/s までのコンパクトフラッシュカードに対応しています。
以下のカードで動作確認が取れています。

【メーカー】 サンディスク
【容量】   2GB
【型番】   SDCFH-002G-J61A







5. Video VBOX推奨のSDカードは?


Video VBOXシリーズは、32GB までのSDHC カードに対応しています。
通信速度はClass10までです。
以下のカードで動作確認が取れています。

【メーカー】 サンディスク
【容量】   32GB
【型番】   SDSDX-032G-J95







6. VBOX3i とVideo VBOX の同期方法


VBOX3iシリーズ と Video VBOX Pro は、リアルタイムもしくはFile Processorソフトウェアを利用して映像とデータを同期できます。

・VBOX3i で計測した100Hz のデータとVideo VBOXで計測した映像データを同期したい場合は、VBOX File Processorソフトウェアを利用して、後処理で合成してください。

・VBOX3i で計測しているチャンネルを Video VBOXに出力して計測したい場合は、ケーブル接続と設定により可能です。


VBOX3iシリーズ と Video VBOX Lite は、File Processorソフトウェアを利用して映像とデータを同期できます。
詳しくは、カタログ及びマニュアルをご確認ください。。

[ VBOX3i + Video VBOX同期計測_マニュアル_日本語 ]
[ VBOX3i + Video VBOX同期計測_CAN DBC ]
[ VBOX3i + Video VBOX同期計測_Video VBOX Pro 20Hz NTSC サンプル設定 ]
[ VBOX3i + Video VBOX同期計測_Video VBOX Pro 20Hz PAL サンプル設定 ]






7. VBOX3i のCAN通信の仕組みはどうなっているのか?
  どうして車両CAN入力はSER(RS232)コネクタなのか?



VBOX3i, VBOXIII はCANポートを2つ持っています。
ひとつは、CANコネクタのCANポートです。 こちらのCANポートはVBOXの内部通信に利用されているCANです。 オプションモジュールとの通信もCAN を利用しているので、オプションモジュールはすべてCANコネクタに接続します。

もうひとつは、SER(RS232) コネクタのCANポートです。 
こちらは車両CAN 入力に利用します。 ACKを返さない限り、VBOX側からは何も出力しません。
一方でACKを返して、CAN出力に利用することも可能です。 この場合は、車両CANに接続しないでください。 外部CANにより車両CANがエラーをしてしまい、予期せぬ動きを起こす可能性があります。

シリアルポートも2つあり、CANコネクタ及びSERコネクタに割り当てられています。

シリアル通信を行うか、CAN通信を行うかはケーブルによって決定します。
RLCAB005-C という型番のケーブルは、CAN通信のみを行います。
RLCAB005, RLCAB006という型番のケーブルはCAB通信及びシリアル通信を行うケーブルです。

VBOX システムは、接続ケーブルによって、通信の有効/無効を行っています。
CAN, SERコネクタの通信仕様は以下の資料を参考にしてください。

[ CAN, SER コネクタの通信仕様]