Video VBOX Pro 20Hz / 10Hz
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Video VBOX Pro 20Hz/10Hz Data Logger
【モデル】
Video VBOX Pro 20Hz 4 カメラキット + 32ch CAN
Video VBOX Pro 20Hz 2 カメラキット + 32ch CAN
Video VBOX Pro 10Hz 4 カメラキット + 32ch CAN
Video VBOX Pro 10Hz 2 カメラキット + 32ch CAN
Video VBOX Pro 10Hz 4 カメラキット + 8ch CAN
Video VBOX Pro 10Hz 2 カメラキット + 8ch CAN
Video VBOX Pro 20Hz/10Hz Data Loggerは、高性能なGPSデータロガーとアナログ画質のビデオレコーダー、車両CAN入力を組み合わせたシステムです。
Video VBOX Pro の特徴は、最大4台のカメラ入力を備えている点です。
映像データは、GPS測定データと同期されて、SDカードに保存されます。
GPS 計測では、速度・ラップタイム・走行軌跡・左右/ 前後加速度(GPS算出) 等を計測します。また、車両CANやRacelogic製オプションモジュールの入力、他のセンサーからのCAN入力も行なえるよう設計されています。
収録されたデータは、解析ソフトVBOX Test Suiteソフトウェア(もしくはCircuitTools ソフトウェア)を使用して詳しく解析することができます。
オプションのアダプターケーブル(RLACS144) を利用して、市販のNTSC フォーマットのカメラを入力することも可能です。 そのため、広角カメラを接続して、速度メーターに表示されるインジゲーターを撮影して、点灯タイミングを確認するテストが可能になります。
このような用途から、Video VBOX Proは、予防安全評価の法規試験や市街地走行のデータ取りなど、研究開発分野において非常に効果的な計測器となっています。
特徴
- 20Hz または10Hz GPS を搭載 (速度, 距離, 加速度, ラップタイム, 走行軌跡の測定をおこないます)
- 最大4chのカメラ入力が可能
- 映像の記録にはAVIのエンコードを採用 – アナログ画質 クオリティー
- 記録される映像のレイアウトを自由に設定が可能 – メーター, バーグラフ, コースマップ等
- 車両CAN入力が可能
- USB 2.0 インターフェース
- SD カードによる記録
- 音声入力が可能
- カメラと画面レイアウトの設定は、USB通信を通じて、画面を確認しながら行なえます
- 軽量アルミボディ
- 設定/解析ソフトウェアが付属
- Racelogic社製VBOX オプションモジュールと組み合わせ可能
- VBOX3i 100Hz シリーズと同期計測が可能
測定パラメーター と 精度
- 速度 ±0.1km/h
- 時間 0.1s
- 緯度・経度 10m CEP (98%)
- 高度 12m CEP (98%)
- 垂直速度 ±0.2km/h
- 方位 ±0.1°
- 衛星数
- 前後加速度 ±0.5%
- 横加速度 ±0.5%
- 移動距離 <0.05%
- 32 x CAN入力
セットに含まれるもの
- Video VBOX Pro 本体
- 12V DC シガー電源ケーブル
- GPS アンテナ
- SD カード
- USB設定用ケーブル
- プラスチック運搬ケース
- 100V AC 電源ケーブル
- 終端オープンケーブル (RLCAB015-L)
- 580 TVL カメラ- 3m とサクションマウント
- マイクロフォン
- ステレオオーディオスプリッター
- 前方カメラマウント
- ソフトウェア各種(ダウンロード)
- 校正証明書 (20Hzモデルのみ)
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[Video VBOX Pro カタログ_日本語]
[Video VBOX Pro マニュアル_日本語]
[Video VBOX Pro 使用方法カタログ_日本語]
本製品はデモ機のご用意があります。
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車両CAN の測定
車両CAN計測の機能は、VBOX データロガー製品の1つの特徴です。 Racelogic社では、独自に自動車メーカーのCAN情報を解析して、そのデータベースファイルを作成しています。 データベースファイルは、ID非公開のファイルとなっており、VBOXデータロガー製品のみで利用することが可能です。
VBOX 製品(CAN計測対応)をご購入頂きますと、このデータベースファイルが設定ソフトウェアにインストールされていて、利用することができます。
[VBOX 車両CANの測定カタログ_日本語]
[車両CAN データベースリスト (一部)_英文]
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ソフトウェア
[画面レイアウト設定用 ソフトウェア]
画面レイアウト設定用ソフトウェアでは、Video VBOXで記録する画面のレイアウト設定を行います。 例えば、GPSからの速度をメータで表示されたり、サーキットの位置情報を表示させたりしながら、Video
VBOXに記録されるデータを自由なレイアウトで設定します。車両CANから取得したアクセルペダル位置やブレーキ踏力などを表示することも可能です。
[VBOX Test Suite ソフトウェア]
車両開発テストなどの市街地走行のデータ解析は、VBOX Test Suiteが適しています。
ソフトウェアの解析画面は、「ディスプレイ画面」、「データ画面」、「MAP画面」 、「映像画面」で構成されていて、データ画面のカーソルは、MAPや映像、ディスプレイと同期しています。
MAP画面
MAP画面では、衛星写真・地図・白地の3つの中から選択して、走行軌跡を表示することが可能です。
簡単なクリック操作で、画面の拡大/縮小を行うことができます。
MAP上のXマークは、データ画面と同期しています。
データ画面
データ画面では、記録したデータの中から好きなチャンネルを選択して表示することができます。選択したデータに対して、移動平均フィルタを加えたり、軸を調節することが可能です。
データ中央にあるライン(カーソル)は、MAP画面やディスプレイ画面、映像と同期しています。
こちらは直感的な操作で、画面の拡大/縮小が可能です。
映像との同期
Video VBOXシリーズは、映像も記録されているため、映像も同期されます。
映像も同様にカーソル位置に同期します。
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データロガー拡張オプション
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Mini Input Module (RLVDMIM01VID)
Mini Input Module は8つのアナログチャンネル(0 ~ 13.5V)、2つのデジタルチャンネル、2つの温度チャンネルを入力することのできるユニットです。DCの精度は、±10mVです。
(精度は比較的低いです。)
*接続ケーブル(RLCAB005-C) の購入が別途必要です。
[Mini Input Module カタログ_英文]
[Mini Input Module マニュアル_英文]
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Micro Input Module (RLVBMICIN01L)
Micro Input Module は非常に低コストな入力モジュールです。 エンジン回転数と4つのアナログチャンネル(0 ~ 14.5V)を入力することができます。
DCの精度は、±30mVです。 (精度は低いです。)
[Micro Input Module カタログ_英文]
[Micro Input Module マニュアル_英文]
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16bit アナログ入力モジュール (RLVBADC03)
8chのアナログ入力モジュールです。 電気的に絶縁されており、-50V ~ +50Vまでの信号を入力することができます。 DCの精度は、±0.4mVです。(精度が最も高いです。)
[16bit アナログ入力モジュール カタログ_英文]
[16bit アナログ入力モジュール マニュアル_英文]
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デジタル入力モジュール
4chのデジタル(周波数もしくはパルスカウンター)入力ユニットです。 周波数の入力範囲は1Hz ~ 20KHzです。 TTLレベルの信号から高い電圧の信号までを読み取ることができ、ABSの車輪速度信号やRPM、燃費計の信号を入力することができます。
[デジタル入力モジュール カタログ_英文]
[デジタル入力モジュール マニュアル_英文]
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温度入力インターフェースV2
温度入力インターフェースは、8ch のK-タイプ サーモカップルが入力できるインターフェースです。 -269 ~ +1375 °C の範囲の計測が可能です。
[温度入力インターフェースV2 カタログ_英文]
[温度入力インターフェース マニュアル_英文]
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IMU04 センサー (RLVBIMU04)
Racelogic社のIMU は3軸のMEMsジャイロと3軸のMEMs Gセンサーで構成されています。 ジャイロは±450deg/s、Gセンサーは±5Gまで測定が可能です。
ヨーレート・ロールレート・ピッチレート・XYZ方向の加速度を測定することができます。
[IMU04 カタログ_英文]
[IMU04 マニュアル_日本語]
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車両CAN入力インターフェース (RLVBCAN02)
Video VBOXには、元々CANを計測する機能がありますが、上記のオプションモジュール(IMUやアナログ入力モジュール)と車両CAN入力を同時に行いたい場合は、車両CANインターフェースの追加が必要です。
オプションモジュールは、CAN通信でVideo VBOXと通信しているため、そこに車両CANを繋いでしまうと、モジュールのCAN信号が車両に入ってしまい、車両が予期せぬエラーを起こす可能性があります。
そのため、このモジュールを使って車両CANに、他のCANが流れないようなゲートウェイを設置する必要があります。
詳しくは、以下のマニュアルにてご確認ください。
[車両CAN入力インターフェース カタログ_英文]
[Video VBOX+CAN02+モジュール 接続マニュアル_日本語]
[サンプルシーンファイル]
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接続例:
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Video VBOX Pro オプション
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OLED ディスプレイ (RLVBDSP07-L)
非常に見やすくて、明るいOLEDを採用してたディスプレイです。 表示できるパラメータは、速度・横加速度・前後加速度・ラップタイム・最大速度です。 アルミボディで操作性に優れ、完全防水のディスプレイです。
接続ケーブルも付属しています。
[OLED カタログ_英文]
[OLED マニュアル_日本語]
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OLED ディスプレイ (RLVBDSP05-L)
非常に見やすくて、明るいOLEDを採用してたディスプレイです。 表示できるパラメータは、速度・横加速度・前後加速度・ラップタイム・最大速度です。 プラスチックボディの低価格ディスプレイです。機能はRLVBDSP04
と全く同じです。接続ケーブルは本体と一体になっています。。
[OLED カタログ_英文]
[OLED マニュアル_日本語]
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4.3 インチ カメラプレビューモニター (RLACS217)
4.3インチ カメラプレビューモニターは、Video VBOX のカメラの映像をリアルタイムで確認することのできるモニターです。
Video VBOX本体の”AV OUT”コネクタに接続することで、リアルタイムでのカメラの映像を確認できますので、カメラの配置の 微調節に便利なアイテムです。
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VPRS 車間距離センサー (RLVPRS)
VBOX Precision Ranging System(VPRS) は、2 つのビーコン間の距離をUWB帯の無線で計測するセンサーです。
システムは電源を入れるだけで、100Hzの更新レートで最大50m の距離をCAN で出力します。
本センサーから出力された信号をVideo VBOXで同期して記録することが可能です。
詳細はVPRSのサイトをご確認ください>>>
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Video VBOX Pro用GPSアンテナ (RLVBACS018)
Video VBPX Pro用のGPSアンテナです。 ケーブル長は5mです。
試験中にケーブルを誤って切断したときの対策として、予備をお持ちください。
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5A Li バッテリーパック (RLACS112L-US)
5A バッテリーパックはVideo VBOXにおよそ5時間電力を供給することのできるバッテリーです。 再充電はわずか3時間で完了します。
重量は550gと軽量な設計になっています。
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580TVL カメラキット - 3m (RLACS140)
画面解像度の高いVideo VBOX Pro 用のカメラです。
- 580TV Line
- 画角 82°
- 防塵・防水
- PAL もしくは NTSC を選択
- ケーブル長 3m
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580TVL カメラキット - 5m (RLACS140-5)
画面解像度の高いVideo VBOX Pro 用のカメラです。
- 580TV Line
- 画角 82°
- 防塵・防水
- PAL もしくは NTSC を選択
- ケーブル長 5m
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580TVL カメラキット - 10m (RLACS140-10)
画面解像度の高いVideo VBOX Pro 用のカメラです。
- 580TV Line
- 画角 82°
- 防塵・防水
- PAL もしくは NTSC を選択
- ケーブル長 10m
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580TVL カメラ用保護ガラス (MB21HQXGLASS)
580TVLカメラには、レンズを傷つけないように、保護ガラスが取り付けられています。保護ガラスが割れてしまった場合は交換が可能です。
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125°近接カメラキット- ケーブル付き (VBJCam125+CB)
Video VBOX に接続できる近接カメラキットです。速度メーターに表示されるインジゲーターを撮影する際に使用します。125°の広角レンズを備えています。。
注意:本カメラはNTSCのみとなりますので、Video VBOX Proの純正カメラもNTSCカメラで統一する必要があります。
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カメラ延長ケーブル 2m (RLACS109-2)
カメラのケーブルを2m延長することができます。
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カメラ延長ケーブル 5m (RLACS109-5)
カメラのケーブルを5m延長することができます。
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カメラ延長ケーブル 10m (RLACS109-10)
カメラのケーブルを10m延長することができます。
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ログスタートストップスイッチ (RLACS164-LUP)
データの記録の開始と停止を手元で行うことのできるスイッチです。スイッチにはUSBソケットも付いていて、USBメモリーや外付けハードウェアを差し込んでデータを記録することも可能です。
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500GB 外付けHDD (RLACS146)
Video VBOXに接続できる外付けHDDです。 Video VBOXは1時間に3GBの容量が必要となります。 長時間のテストをする場合に便利です。 外付けHDDを使用するには、ログスタートストップスイッチ
(RLACS164-LUP) が必要となります。
また、外付けHDDは、リムーバルディスクとして認識するようにフォーマットをする必要があります。(F:ドライブ等では認識しないので、ご注意ください。)
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カメラアダプターケーブル (RLACS144)
外部のカメラをVideo VBOXに接続するためのアダプターケーブルです。 コンポジット端子になっており、NTSC もしくは PAL 形式のカメラ入力を行えます。
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AV出力ケーブル (RLACS076)
Video VBOX のリアルタイム映像を外部モニターに出力するためのケーブルです。コンポジット端子になっています。
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CANスプリッターボックス (RLVBACS024)
Video VBOX ProのCAN (5pin) ソケットを3つに分岐します。複数のオプションユニットを接続する場合に、ソケット数を増やすために使用します。
[CANスプリッターボックス カタログ_英文]
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OBDII コネクタケーブル (RLCAB069-3)
Video VBOX Pro (Lemo 5pin) ~ OBDII
車両CANデータをOBDIIコネクタから取り込む際に必要なケーブルです。 Racelogicでは、多数のCAN ID情報を提供しています。
注意:2018年以降の車両の多くは、OBDIIからCANが取れなくなっています。
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CANケーブル (RLCAB019L)
Video VBOX Pro (Lemo 5pin) ~ D-sub 9pin
車両CANデータをD-sub 9 pinから取り込む際に必要なケーブルです。 Racelogicでは、多数のCAN ID情報を提供しています。
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CAN プローブケーブル(RLVBCAB36)
D-sub 9pin ~ プローブ
車両CANデータをケーブルから取り込む際に、プローブ(針)で接続するケーブルです。利用するには、CANに関する知識が必要です。
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終端オープン CANケーブル (RLCAB015L)
Video VBOX Pro (Lemo 5pin) ~ 終端オープン
ケーブルの終端が加工されていない通信ケーブルです。
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終端オープン 電源ケーブル(RLCAB014L)
Video VBOX Pro (Lemo 2pin) ~ 終端オープン
ケーブルの終端が加工されていない電源ケーブルです。
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小型サクションマウント (RLACS233)
580TVLカメラをガラスに取り付けるためのサクションです。
Video VBOX 購入時には、カメラの数だけセットに含まれています。
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前方カメラマウントユニット(RLACS116)
580TVLカメラを車両フロントウィンドウに取り付けるためのマウントユニットです。 小型サクションマウント(RLACS233)と共に使用します。
Video VBOX 購入時には、カメラの半数がセットに含まれています。
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ヘッドレストカメラマウント (VBJHMOUNT2)
車のヘッドレストを利用してカメラを取り付けるカメラユニットです。メータパネルのインジケーター等の記録をする際に便利です。
(本マウントにVideo VBOX純正カメラを取り付けるには前方カメラマウント(RLACS116)が必要です。)
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32GB SDHCカード (VBJ-SD32GB)
Video VBOXでは、最大32GBまでのSDHCカードが利用できます。32GBのSDカードを使用した場合、およそ10時間のデータを記録することができます。
推奨メーカーは、SanDiskです。
他メーカーの場合、動作しない場合がありますので、ご注意ください。
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