VBOX ADAS Test System - 運転支援評価
VBOX3i ADAS 2cm from Racelogic
VBOX ADAS テストシステムは、自動緊急ブレーキシステム(AEB)や白線逸脱警報システム(LDW)、前方衝突警報システム(FCW) などの評価を行うために開発された
GPS テストシステムです。 位置精度 2cm を提供するRTK GPS技術を利用して、走行中の車両の車間距離や白線までの距離を計測します。
本システムは2台のVBOX3i ADAS とDifferential Base Station(固定基地局)で構成されます。 固定基地局 は地上に固定点として設置をして、車両に搭載されているVBOX3iSL-RTKに補正データを送信します。
車両側は補正データを受信すると 2cm の位置精度に達します。 固定基地局は1:N の通信ができるため、車両側のシステムを追加することで、複数台の位置関係を把握することも可能になります。
測定されたGPS データは100Hz で記録されます。 また、Video VBOX を組み合わせることで映像も同時に記録することができます。
本システムには様々なモードがあり、様々なテストパターンに対応します。
VBOX ADASテストシステム - 最新情報
New!! 高感度RTKを搭載したVBOXが間もなく販売開始します!!
最新のRTK-GPS技術により、RTK測位がより安定したユニットが発売されます。
この新しい技術により、RTK測位が完了するまでの時間は、わずか6秒程度です。 また、ビルなどの障害物にも強く、従来のRTKでは、計測が難しかった市街地での試験を可能にしています。
今回リリースされる最新のRTK-GPS技術を搭載したモデルは、VBOX3i ADAS100Hz と VBOX Touch RTK 10Hzです。 初期リリースでは、どちらも車間距離計測モードのみが利用できる機能を持っており、将来、ファームウェアアップデートにより、他の機能(白線逸脱計測、固定点計測)も追加されていく予定です。
VBOX3i ADAS 100Hz は、VBOX3iSL-RTKの後継機モデルです。
VBOX3iSL-RTK-V5は、VBOX3i ADASへのアップグレードプログラム(有料) が用意されています。
<特徴>
<RTK測位能力>
VBOX Touch RTK 10Hz と仮想基準点機材を搭載して、市街地を走行した例です。左右がビルに挟まれた環境でも、RTK測位が外れることがなく、驚異的なRTK測位能力を示すデータです。
注意: 本システムでRTK測位を行うためには、Base Station 6 もしくは JENOBA社の仮想基準点(RTCM_V3.2) が必要です。
サンプルデータ(.vbo)はこちらからダウンロード可能です。
<車間距離の計測>
VBOX Touch RTK 10Hz と仮想基準点、車車間通信無線機を利用して、車間距離を計測したビデオです。片側が山であり、樹木が多い環境でも安定したRTK測位が可能です。(紫色のアイコンがRTK測位中となります。)
UNR79:自動レーンチェンジ機能向け3 Targetモードの追加
VBOXのファームウェア及び無線機のアップグレードを行うことで、最大ターゲット車両3台までの車間距離計測を行うことができるようになりました。
ターゲット車両3台の車間距離計測は、UNR79:自動レーンチェンジ機能の評価を行うために開発された機能となります。
詳細は、上記画像をクリックして、ADAS製品ページをご確認ください。
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